子育て・老後*「1970年以降生まれのライフ&マネー塾」

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日経平均株価指数で見る「長期投資」のコツ

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 2017年3月22日(水)の日経平均株価指数。

終値19041.38円 前日比-414.50円

 日経平均株価指数の場合、その日の取引時間帯で400円超の値動きがあると、「今日は動いたな」という感じになります。

 なので、ニュースなどでは“大幅安”なんて言葉が躍るようになります。

 でも、長期的なチャートで見ると、これぐらいの値動きはほとんど動いたことにならないんです。

 長い目で見れば、相場はもっとダイナミックに変動しています。

  さて、今日は、少し臨時で資産運用についてお伝えしてみたいと思います。

 どうしてかというと、確定拠出年金(401kやiDeco)やNISAなどで老後のための資金作りを行っている方にとっては、そろそろ“潮目”が変わりそうだからです。

 といっても、今日の大幅安が潮目の変化というわけではなく、長い目で見た場合の「トレンドの転換」が近づきつつあるのではないかと考えているからです。

 

 次のチャートは「日経平均株価指数」の長期チャートです。

 1991年からのものなので、ちょうど実体経済としてはバブルが崩壊した年に当たります。

 シナリオは「Ⅰ」。

 いくつかシナリオは用意していますが、シナリオⅠは「ネガティブシナリオ」です。

 トランプ相場が始まった昨年からの上昇相場がもうそろそろ終わるというシナリオです。

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 上値の目標値は次のような値ですが、順次切り上がっていくと予測しています。

①20,228.61円

②21,858.55円

③23,488.48円

④25,505.19円

⑤26,762.18円

⑥28,765.07円

 そして、一定の水準に達した後は下降局面にトレンドが転換するというのがシナリオⅠでのシミュレーションです。

 

 老後の資金作りを目的に資産運用を行う場合、運用期間が長くなることから

大局を見極める

ことが最も重要になります。

 つまり、日々の値動きではなく、1ヶ月ごとの値動きではなく、1年ごとの値動きでもなく、10年スパンぐらいの長~い期間で相場がどのように動くのかを自分なりに考えてみる。

 別の言葉でいうと、

長期的なトレンドを見極める 

ことがポイントになります。

 

 これから長い目で見て、日本経済は良くなるだろうと考えるならば、株式投資や株式の比率が高い投資信託を選び運用していくことになります。

 逆に、日本経済が悪くなるだろうと考えるならば、株式を中心とした運用は控え、国債社債など、債券を中心とした運用を選んでいくことになります。

景気が良くなる ⇒ 株式株式型投資信託

景気が悪くなる ⇒ 国債社債債券型投資信託

 確定拠出年金制度での運用は「スウィッチング」が特徴です。

 たとえば投資信託で運用している場合、景気の上昇局面では株式型の投資信託を選ぶ方が多いと思いますが、そろそろ景気が悪くなってくるだろうと予測する場合、債券型の投資信託運用対象を切り替えることができます。

 資産運用はいわばサーフィンのようなもの。

 長期のトレンドに合わせ、上手く波に乗っていくのが長期投資のコツと言えます。

 

日経平均株価指数 長期チャート〕

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 今、30歳の方は老後まで35年、40歳の方は25年、50歳の方は15年・・・。

 日経平均株価指数のチャートを見るだけでも、史上最高値を付けた1990年以降、いくつかのトレンド転換(=潮目の変化)が確認できます。

 2003年からの上昇局面は小泉政権の好景気ですよね。

 2007年からは、サブプライムローン・ショック、リーマン・ショックと不景気になりました。

 その後、民主党政権下で経済政策がガタガタになり、東日本大震災を経て、第2次安倍政権が発足した後、再び日経平均株価指数は上昇トレンドを描き、今に至っています。

 2003年から数えて今に至るまで、その間約14年。

 長期的なトレンドの転換は、全部で2回ありました。

 そして、3回目が来るかもしれない・・・。

 これが前述した「日経平均株価指数 シナリオⅠ」のシミュレーションです。

どのタイミングで波に乗るのか

 上昇の波、下降の波、それぞれですが、トレンドの転換点を見誤ると、せっかく準備している老後の生活資金は、思ったよりも増えなかった、むしろ減ってしまったという結果に終わってしまうかもしれません。

 

 長期投資は時代を読み込むことが肝要です。

 1970年以降生まれの僕らの時代。

 この国はどこに向かっていくのでしょうか。

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