読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

子育て・老後*「1970年以降生まれのライフ&マネー塾」

子育てしながら、お金を貯める。ちょっと工夫して生きてみるのが、1970年以降生まれの僕らの人生。

ご質問に対する答え。NYダウ、今後の動きは?

f:id:fp-office-kaientai:20170305191657j:plain

 トランプ相場、FRBによる利上げ観測。

 ニューヨークダウ工業株平均株価指数(以下NYダウ)は、連日、史上最高値を更新し続けていますが、個人的には、もうそろそろ高値を警戒する必要があるのではないかと考えています。

  上のチャートは1947年からのものですが、NYダウは、サブプライムローン問題・リーマンショックを経て、2008年以来、9年ほど上昇トレンドを描き続けています。

 特に今のようなトランプ相場は、さしたる根拠もなく上昇していることから、典型的な資産バブルと言っても過言ではないでしょう。

 

 さて、NYダウはこれからどのような展開になるのでしょうか。

f:id:fp-office-kaientai:20170305192735j:plain

 チャート理論は「エリオット波動理論」を採用しています。

 上のチャートは、リーマンショック後の上昇相場をクローズアップしたものです。

 2017年3月5日(日)現在、NYダウは21,005.71ドルをつけています。

 シナリオⅠ「ポジティブシナリオ」ですが、意味としては、今後、もうしばらく上昇局面が続くというシナリオです。

 上昇のメドは、21,542.85ドル22,931.16ドル(ここまでは可能性の高い反転警戒ゾーンですが)、この水準を突破すると、24,648.90ドル25,719.55ドル27,425.52ドルというような値が示されています。

 仮に一定の値近辺で高値をつけた場合、上昇に対する調整が入りますので、その後は下落していく可能性を見ています。

 その場合の反転警戒ゾーンは、おおよそ18,312.39ドル15,660.18ドルの水準となります。

 

 ここまではチャート理論上の話ですが、今度は少しファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)について見ていきましょう。

 直近で注目されるのは、FRB(連邦準備理事会)の利上げです。

www.nikkei.com

 先物市場では、利上げを行う可能性が80%という数値が出ており、いよいよイエレン議長は利上げに踏み切るのかというところですが、実体経済と資本市場が乖離するのが常態化している今日のような経済情勢では、その決断は非常に難しいと思われます。

 実体経済を重視する場合、安易に利上げに踏み切ると、景気減速という引き金を引いてしまうことになりかねませんが、資産市場の過熱を抑えるためには金利の引き上げは必要です。

 

 マーケットでは昨年来、FRBに対し利上げを期待する声が多くなっていますが、果たして吉と出るか、凶と出るか・・・。

 上述のNYダウ「シナリオⅠ」通りポジティブに受け止めるならば、利上げ後、株価はもうしばらく上昇していくでしょう。

 しかし、同時にシナリオⅠでは、過熱感がどのように抑制されるのか、つまり、株価が天井をつけた後は下落するという予測ですので、利上げの目的である「投機熱の抑制」は達成されるのではないかと考えています。

 

 いずれにせよ、金利相場」が再来します。

 日米金利差が拡大するので、短期的には「株高」「円安/ドル高」の流れがさらに加速することが考えられます。

 今後は、常に高値を警戒しながらのトレーディングが強いられるかもしれません。

 確定拠出年金(日本版401k)やNISAで老後の生活資金を準備していこうという方は、日経平均株価指数にも影響してくるので注意してくださいね。

fpofficekaientai.wixsite.com