2019年、2020年、世界経済が減速するってどういうこと? IMFの世界経済見通しで情報をキャッチしておこう!
今回は、先日発表された「IMF(国際通貨基金)」による世界経済の見通しについてを掲載しておきます。
つい最近、FP実務でこの情報を取り扱ったんですが、IMFによる世界各国のGDP(国内総生産)成長率のデータは、資産運用を行ううえで大局観を養うためにとても役立ちます。
そして、このページの左バーに世界経済のイメージをつかむための動画があるので、ご参考までに覗いてみてください。
さて、実体経済は2019年、2020年と減速傾向が想定されていますが、昨年から特にそのような指摘はされています。
マーケットと付き合ううえでのポイントは、今の資産市場(マネー市場)が実体経済と乖離している点です。
裏を返すと、資産市場が大きく変動しても、実体経済、特に国内経済の感応度が低くなっているため、影響が表れるのに時間がかかります。
このようなことから、実体経済を軸にマーケットを見ず、むしろ、マーケットが動いた後の1年先、実体経済がどうなるかという視点で見ていく必要があります。
この裏付けが今回のIMF世界経済の見通しです。
大局観を養って、確定拠出年金やNISAなどでの投資信託の運用にお役立てください。