FP OFFICE 海援隊|1970年以降生まれの「ライフ&マネー塾」

これからの時代、変わりゆく常識を少しだけ早くキャッチし、人生に活かしてみる。

日経平均株価指数。今後の動き、3つのパターン。

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 先週、NYダウが史上最高値を更新したことを受け、日経平均株価指数のシナリオを微修正しておきます。

 上のチャートを「シナリオ1」としていますが、仮に、今年の1/23につけた終値24,124.15円を抜けた場合、このような動きを想定しています。

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 若干の修正ですが、現在の波が上昇の斜行三角形を描くというパターンです。

 ポイントは乱高下ですが、すでに日経平均株価指数が高値圏にあるため、上げれば売られやすく、下げれば買われやすくといった形で、短期的に値動きが荒くなる展開です。

 

 もうひとつ、次の波形取りも一応アップしておきます。

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 これは強気に転じた場合の波形取りです。

 特徴は、NYダウの勢いに引っ張られる形で、日経平均株価指数の上げが引っ張られやすくなることです。

 

 今の株式市場は、アメリカに向かったマネーのおこぼれが、割安感のある日本株に、おこぼれのように回ってきている状況です。

 原油も上昇してきており、資本市場は米国株と日本株、そして原油にと、再びマネーゲームの色合いが濃くなっています。

 

 ただ、TOPIXの動きは鈍く、上昇の気配はあるものの、日経平均株価指数の上げに比べると、もう少し時間がかかるかもしれません。

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 日米の株価を見ると、NYダウ⇒日経平均株価指数⇒TOPIXという順番で切り上がっていく傾向があるため、仮に、NYダウと日経平均株価指数のダイバージェンスが成立すると、TOPIXもこれに追随してくることが考えられます。

 金利情勢を軸に、貿易摩擦の動向を見据えながら、株価がどうなるか考えてみてください。

 

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