FP OFFICE 海援隊|1970年以降生まれの雑な話。ときどき本音。

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国民年金の保険料。昔は100円だった!

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 年金って、話したら切りがないぐらい奥深いというか、複雑な制度になっています。

 1970年以降生まれの私たちにとって、これは朗報なんですかね、公的年金の保険料の引き上げが、今年の9月でとりあえず打ち止めになります。

 実をいうと、2004年の制度改正以来、国民年金の保険料は2005年4月から、厚生年金の保険料は2004年10月から毎年引き上げられていました。

 期限付きの引き上げということで、今年がその最後の年になっています。

 

日本年金機構「国民年金保険料の変遷」

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 きっちり上がってますね。

 平成17年(2005年)4月から今年までのトータルの引き上げ額は2,910円。

 伸び率にすると約17.65%の上昇になります。

 ものすごい伸びですが、これ以上に驚きなのは、国民年金の保険料が昔は100円だったことです。

 マジか~。

 昭和36年というと1961年です。

 つまり、この年、昭和16年生まれの人がちょうど20歳になり、この人たちは国民年金の保険料を100円しか払っていなかった・・・。

 とはいっても、昔の100円って今のお金に直すと価値が違うので試しに計算してみました。

 2015年を100とした消費者物価指数総務省統計局「持家の帰属家賃を除く総合指数」)をもとに現在価値を計算すると、当時の100円は3,183円。

 それでもこんなに少なかったのかっ。

 せめて同水準に近かったら納得はいくのに。

 

 一方、厚生年金はというと、こんな感じで推移しています。

 ちなみに、厚生年金の場合、保険料は標準報酬月額ごとに異なるので料率の変遷を見ていきます。

〇厚生年金保険の保険料率(一般の被保険者の場合)

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 平成16年(2005年)10月から毎年上がってますね。

 今年までのトータルの引き上げ率は、労使合わせて4.366%、労使それぞれだと2.183%になります。

 

 国民年金保険料の引き上げ率がトータルで約17.65%、厚生年金保険の伸び率は労使合わせて4.366%。

 2015年を100とした消費者物価指数総務省統計局「持家の帰属家賃を除く総合指数」)のトータルの上昇率が3.600%。

 物価に比べ公的年金保険料の伸びが高く、やはりこれが消費や企業活動の足かせになっているようです。

 これに健康保険など他の社会保険料所得税・住民税・法人税・消費税などの租税負担を合計すると、プラス・マイナスどれぐらいの上昇率になっているのでしょうか。

 

 とりあえず、公的年金の保険料は今年の9月で上昇がストップします。

 その後はどうなるのかわかりませんが、家計のやりくり=家計防衛、上手にやっていきましょうね。

 

 

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